ハム飼育日記


  • 飼い始めたきっかけ
  • 初代かず坊
  • 初代めぐ坊
  • かず坊・めぐ坊お見合い
  • めぐ坊出産
  • めぐ坊子育て
  • めぐ坊不慮の事故
  • 子別れ
  • かず坊病気、そして死
  • 新ハム、しろ

飼い始めたきっかけ
 ある日友人に実家からの巨砲を届けにいった。すると友人の手にのっていたのはちっちゃいグレーのジャンガリアン。まだブームのはしりの頃だったんだけど、、もう一目でそのかわいさにくぎづけ!手間もそんなにかからないとのこと。
 もう早速かいにいっちゃいました


初代かず坊
  まずはオスを1匹購入。名前をかず坊と名づける。最初は初めて仲間から離れてこわがってました。小屋がちっちゃいのでもっと運動できるよう割り箸でロフトと斜めのはしごをつくってあげたのですが、、、利用してくれない、、。それならと、餌場をそこにしたら次の朝餌がなくなってる。感激してたら背伸びしてのぼらずに横取りしてました。(笑)ただ噂にはきいていた夜行性。夜電気を消したとたん、回し車全開!もう、走る、走る。たまに友人が泊まりに来るとかなりうるさがってました。

初代めぐ坊
  そろそろかず坊にもお嫁さんをとメスを1匹。これがメスでありながら非常に気がつよい。かず坊に対してもその気になれないときはキーと威嚇。でも運動神経抜群で小屋の金網をぶらぶら綱渡り。やっぱりハムにも個性があるんだね。

かず坊・めぐ坊お見合い
  もともと大人のハムは縄張り意識が強く、オス・メスどうしでも小さいころから同じ小屋で飼っていなければいっしょの小屋では喧嘩する。だから小屋越しのお見合い。でもハムのメスのそういう周期は4日1回。その気がなければオスを威嚇するだけ、、そんな日はそれでお見合い終了。でもそういう周期がやってくるとオスの求愛にメスも答え金網越しにキス。か、かわいい。
  そしてとある日。なかなかいい感じ?と思って両者を小屋の外へ。最初はメスはちょっと嫌がってたけど、オスはのりのり。あっ!と思った瞬間もう合体してました。10秒ほどで終了。(笑)


めぐ坊出産
  この1回の合体のみで、めぐ坊は妊娠。やっぱりねずみってねずみ算って言うだけあって、繁殖力つよいね。みるみるうちにおなかが大きくなっていく、、、。そして小屋にはいりきれないほど餌をためこみ、ティッシュ集めて小屋作り。着々と出産準備。本能ってすばらしい。妊娠し2週間ほどで出産となる。季節は冬。心地よい環境をつくってあげようとあったかい布等で小屋をつくって全体をきれいにしてあげた、、、。しかし、出産直前のデリケートな時期。めぐ坊の機嫌を損ねてしまった。小屋にためた餌をなぜかすべて外にけりだし、小屋中をかけまくる。「ごめん、でもお願い、落ち着いて!」と祈る。なにしろ彼女にとって初めての出産。1,2時間ほどで観念して巣にもどる。その2時間後、気のせいかかすかに「ちぃーちぃー」という音がする。よーく耳をすますとその音は2重唱、3重唱にきこえる。ほどなくめぐ坊が小屋からでてくる。心なしかおなかがへっこんでいる。
ぶじ出産。


めぐ坊子育て
  出産後はデリケートなので様子をみる。だいぶ育児につかれるのか小屋の外でぱったり昼寝をしてる。その隙に初めて小屋をのぞく。ハムは場合によっては自分の子を食べてしまうことがあるそうで死体があったらどうしようと、、、どきどき。ところがのぞいてびっくり。ジャンガリアンの平均出産数は5〜7匹。しかもめぐ坊は初産。ひい、ふう、みい、、、、はち、きゅう、じゅう〜?なんと10匹、毛の全くはえてないおっとせいのような子がいました。あわてて貰い手さがしです。
  10匹もいると乳争いがはげしいのか、めぐ坊が外の餌ばにでてくると必ず2,3匹乳にぶらさがってでてきます。めぐ坊は最初はそれを1匹1匹もどしてたけどそのうちつかれてきて、ほうりっぱなし。毛なしだったハムたちもちっちゃいながら毛もはえそろい、目もあいて、野菜などをむしゃむしゃ食べるようになります。成長の差もなくほとんど見分けはつきません。そのうち自由に歩きまわれるようなるともう大変。おトイレに5匹ぐらい肩よせあっていたり、回し車に2匹が反対方向にすすもうとぶらぶらしてるところに、親がやってきて子ハムをふんづけとばし回し車をやったり、、、。もう毎日がハプニング特集。


めぐ坊不慮の事故
  子育てにつかれきっていためぐ坊。つやつやだった毛並みはパサパサになり小屋の外で倒れこむように寝込んでいたりして、心配していたところ不慮の事故でめぐ坊は亡くなってしましました。(泣)

子別れ
  めぐ坊は亡くなってもさすがハム。ちゃくちゃくと成長していく。2ヶ月ほどでほぼ親とかわらない大きさに、、、縄張り意識もつよくなり、強いものが弱いものを威嚇しはじめる。いよいよ、かわいい子ハムともお別れである。この可憐なかわいさのおかげか10匹中9匹の貰い手をみつけることができた。ただめぐ坊がなくなってしまったので1ひきだけ血をついだものとしてわたしのところで育てることに。2代目めぐ坊と命名。

かず坊病気、、そして死
  父親であるかず坊も病気になってしまった。おなかに水でもたまってしまったのかぼっこりふくれてきた。癌かなにかだろうか。でも体のちっちゃいハムどうすることもできない。見守るしかない。やっぱり病には勝てませんでした。(泣)

新ハム、しろ
  子ハム(メス)もだいぶ大きくなり、そろそろおむこさんをと思っていたら近所でジャンガリアンをただでくれるとのこと。しかしもらってきてみるとこれがまた、メス。ま、よしとしよう。ところがこのハム、異常に色が白い、黒に近い子ハムに対してほとんど薄いグレーもしくはホワイトに近い。アルビノか?また人間をすごく怖がってなかなかなついてくれませんでした。白いので「しろ」と名づける。


大学生の日記に戻る