In  沖縄
  11月末、仕事にて沖縄にいってきました。
  某大会に参加するためだったのですが、参加を依頼された時期には周りから「テロ大丈夫?」ときかれました。沖縄につくとパンフレットに「いつもと変らない沖縄がここにある」という文句や「大丈夫さ〜、沖縄」などとかいてある。基地がある沖縄はテロにまきこまれるかも、、、ということで観光が主産業なので相次ぐキャンセルで大打撃を受けているようでした。わたしは以前にも一度沖縄にいったことがあるのですが、警備がきびしくなっていることをのぞけばほんとに変らない沖縄がそこにありました。今回は大会参加がメインで観光の時間はほとんどありませんでしたが、その間をぬってとった写真をちょっとご紹介しようと思います。



  これは途中立ち寄った嘉数高地から見下ろした宜野湾市。写真ではちょっと見分けにくいのですが、住宅地の向こう側が海兵隊専用の飛行場となっています。まさに住宅地の真ん中にある基地です。テロ直後は頻繁に戦闘機の離発着訓練がくりかえされ、わたしがいった11月末でちょっとおちついてきたとのこと。それにしも、30秒に1回ぐらい、プロペラ機の爆音が聞こえます。まわりには学校も点在し、これではほんとに生活に支障があるだろうという実感を受けました。





   

  このきれいな海は、巨大な海上ヘリ基地がつくられようとしている辺野古の海です。水はすんでいて、静かできれいな海です。このきれいな辺野古の海には「絶滅危惧種」のジュゴンの生息が確認されています。ここに基地をつくれば、ジュゴンの餌場である海藻藻場が影響を受け、ジュゴンの生存に重大な影響を与えると、反対派の人たちが頑張っていました。基地ができるとこの見渡す水平線は2600m×730mの巨大な物体にかわってしまうのです。しかもこれは全て日本の税金で、、、ほんとに必要なのでしょうか?


   
  これはお昼をとった公園を散歩してみつけたもの。沖縄は同じ日本だけど気候が異なり、珍しい木や花でいっぱい。11月末だけど、日中は半袖で充分な暑さ。




  これは会場から一歩でた名護の海。白い砂浜、青い海。ほんとにきれい。おちている貝殻も他の日本の海より色とりどり。ぜひぜひ今度は夏にもう一度きたいもの。










  最後の日平和資料館に寄りました。以前にも来たことあるのですが、本館がかなり新しくつくりかえられていました。これはそこからみた海。断崖絶壁になっているのですが、沖縄戦で追いつめられた人は次々にこの海に身をなげていったそうです、、、。