〜卓球サークルＩｔ'ｓ（イッツ）の歴史〜
〈始まり〉
１９９７年春、、、めぐちんは仕事にもだいぶ慣れふと息をついた、、、。今まで無我夢中でやってきたけれど、仕事仕事の毎日。昔の友達とも徐々に疎遠になり、退屈な毎日。そんななかインターネットを始めた。刺激を受けているうちに、なにか始めたくなった。まず思いついたのが、経験のある「柔道」「卓球」。まずはインターネットじゃマールで検索してみた。ちょうどよいサークルがない、、。それならと、“お気楽にできるサークル教えてください！もし同じようにやりたい人がいればやりましょう！”と投稿してみた。
すると、運命的にも同じような思いの人がいた。まず初代部長となるＳ保さん。それと同じく貴重な女子メンバーとなるＩちゃん。Ｓ保さんが投稿していた私とＩちゃんに声をかけ、それぞれ問い合わせがあったメンバーでサークルをつくろう！ととりまとめてくれた。数名の問い合わせがきていた。（ちなみに同じく問いかけていた柔道のほうは全く反応なし・笑）
記念すべき１回目は１９９7年８月。新宿コズミックスポーツセンター。待ち合わせの目印はＳ保さんが入り口でラケットを持っている。わたしは、、ネットで知り合った人と会うのは初めて、、、しかもみんなインターネットをやっていてしかも卓球好き、、、、当時はまだインターネットも今ほど普及していなかった頃、、、正直どんな人たちが集まるのがこわかった。一応女の子はＩちゃんとＳ保さんの妹Ｍちゃんもいるとのことだったが、それでも不安ではるばる茨城から実家の友達Ｙ子ちゃんにもきてもらう。（しかしこの彼女が、将来部長の妻となろうとは、、、！）二人で遅れていって、観客席からこっそり偵察していたところを発見された！
でも、心配は無用だった。「卓球」をとおして初対面なのに壁もなく打ち解けた。１回目の参加者は確か１０名ちょっと。ひさびさの卓球も思い通りにいかないけれど、なんだかすごく楽しかった。部長となったＳ保さんのおかげで早速名簿作成。練習後交流会も開かれた。初回最年長だったＩ東さんは、さっそく「長老」の愛称が！ サークル名はＩＴＳ（アイ・ティー・エス）。名前の由来は、Ｉ（インターネット）Ｔ（卓球）Ｓ（サークル）、、、ってサークルのスペルは「Ｃ」じゃん！、、。
<１年目>
最初の頃はメンバーも少なくて、、、練習に行ったら一人だった、、、なんてことも、、、。それでも、毎回練習後は必ず食事をかねた交流を続け、和気あいあいとした雰囲気に！ そのうち、昔の卓球部の先輩・後輩、、、ネットを通じてなど、徐々にメンバーが増えていった。メンバーはインターネットからなのでSE関係の人が多いが下は１８歳の大学生から上は２０代後半の公務員・自営業などさまざま。こんな人たちが卓球をとおして出会い・交流できるのはすごい不思議。最初のうちはメンバーの誕生会なんてのもしてました。私の順番まではまわってこなかったけど、、、。
今はなくなってしまったけど、当時学生でCOMに詳しいH君がさっそくメンバー連絡用のHPをつくってくれました。チャットはほとんど成立しなかったけど。（笑）
<カップル成立>
サークルができてから連絡事項は主にメールが主。ところが唯一パソコンをもっていなくて茨城に住むY子ちゃんはメールで連絡できない。そこで、まめな部長のS保さんがこまめに電話で連絡をとってくれた。するとそのうち２人の間にサークルのメンバー以上の思いがわきおこり、、、。気がつけば結婚！そして今では２人の間に元気な男の子が誕生！ It’s（イッツ）のサークルの歴史と共に彼は成長しています。きっと卓球好きな子になるでしょう！
ちなみに、その後サークル内のメンバーどうしで結婚した、、、という話はききません。
<お花見>1998年・春
わたしは参加できなかったけど、王子の飛鳥山公園でお花見が開かれました。当日は料理自慢のＭ野さんが料理をつくってきれたり、メンバー以外も数名参加して楽しく盛り上がったようです。
<初イベント・海旅行>１９９８年・夏
サークルで卓球以外で初旅行は、千葉でペンションを借りての海旅行。うちのサークルは男性で料理にこってるメンバーがいて、おいしいごちそうつきでした。天気もよく海もみんなで波乗りを楽しみました。この１回目の旅行は８人と少なかったのですが、第２回目となった２０００年・夏は１８名と飛躍的に参加者が増えました！2000年夏 photo
<初スキー・スノボツアー>２０００年・冬
夏に続き待望のスキー・スノボツアーも開催されました。金曜夜発２泊の新潟ツアー。一時東京に研修中、メンバーとして練習に参加してくれていた新潟のT野さんもひさびさの合流。１０名の参加で天気もよく、思いっきり滑れました。ただし、スノボ初挑戦のわたしは散々でしたが、、、。（笑）。 <後日写真up予定！>
2000年冬
２００１年・冬も全く同じ場所で開催されました。時期的に風邪ひきなどで当初参加予定メンバーより参加者は減ってしまったのですが、9名の参加で初日から盛り上がりました。天気は前半吹雪いていたのですが、後半は快晴！昼食はＫ子ちゃんお勧めのお店でスキー場とは思えないおいしいランチ。けが人もなく毎年恒例で続きそうな企画です。
<メンバー増>
サークルのメンバー募集は、最初は「インターネットじゃマール」。募集すると結構問い合わせがあるのですが、やはり男性ばっかり。時期的にメンバーが増えたりして、問い合わせに対してお断りしたことも、、、。かと思うと時期的に参加者が減り追加募集をしたり、、。メンバーになるにもタイミングって重要だなって思います。以前タイミング悪く、お断りしてしまったかたごめんなさい。
募集を「卓球したい人のホームページ」やNiftyの卓球フォーラムまで利用するようになると幅広い問い合わせ。年齢層も徐々に広がりました。ただ、うちのサークルは指導者がいないということもあり、初心者の定着率がかなり悪い。そんでもって強い人ばかりが残るので徐々にレベルアップ。わたしとしはレベルが高くなりすぎてついていけず、本気で「２軍」でもつくろうか、、、と思った時期も、、、。
<３年目にして初試合>２０００年９月
It’s（イッツ）は３年間、サークル内のメンバーどうしで練習試合はするものの、全く試合には出場しませんでした。仕事も住んでる場所も休みもばらばらで、登録しにくい、、、というのもありました。
でも「ITS」と「ＳＴＥＰ−21」をかけもちしてるメンバーＵ木さんのおさそいにより、ＳＴＥＰ主催の試合（個人戦）に初出場。みんな試合には興味がないかと思っていたけれどいざとなると思った以上のメンバーが参加。女子ではＫ子ちゃんがベスト4。男子ではほとんどが予選を勝ち上がり、強豪ひしめくなかＹ内君があともう少しで決勝リーグ！というところまで大健闘。
この試合の出場をきっかけにメンバーが目標をもち練習に気合がはいりはじめました。
<ＩＴＳあらため、、Ｉｔ’ｓ（イッツ）へ>
ずっとサークル名として定着していたＩＴＳ（アイ・ティー・エス）。ところが、試合出場をきっかけに某有名サークルと間違われることが発覚！ サークル名変更を余儀なくされた、、、。でもやっぱりもとのサークル名に愛着がある、、、。っとことで「’」だけ加え呼び方をかえてＩｔ’ｓ（イッツ）へ変更。
＜ＨＰ立ち上がり＞
初代ＩＴＳのＨＰがなくなって以来、Ｉｔ’ｓ（イッツ）の連絡網は主にe-グループ。無料でメンバーのみの掲示板、メーリングリスト、予定表、共有フォルダが利用できる。メンバー内ではこれで充分対応できるけれど、、いかんせん、サークル外にむけたHPがない。It’s（イッツ）にはSEがたくさんいるけれど、仕事でやっているから仕事を離れてまではつくりたくないみたい。そこで行動をおこしたのがY崎君。資格取得の勉強中でありながら合間に専門外のHPを作成してくれた。
<初交流試合（ＳＴＥＰ−21）>２０００年１２月
個人戦では初デビューをしたものの、ＳＴＥＰさんとまた試合したい！ リベンジしたい！との声をうけ、ＳＴＥＰさんに初交流試合を企画していただく。当日はＩｔ’ｓ（イッツ）、ＳＴＥＰ−２１ともに２チームをつくり、団体戦。Ｉｔ’ｓ（イッツ）は普段ほとんど練習に参加できていないメンバーまで出場し交流できました。練習後の交流ではＳＴＥＰさんの卓球に負けず劣らずのパワー炸裂にびっくり。
交流試合 <豊島区連盟登録>２００１年４月
いままで卓球を楽しむことがメインだったＩｔ'ｓ（イッツ）。そのスタンスは変らないけれど、一部にもっと試合に参加したいという声ももちあがっていた。そこで、希望者のみ連盟に登録することにした。ただ、住んでいる場所も、職場もばらばらなメンバー。そこでやはり練習の本拠地である豊島区に登録することに。といっても豊島区は他の区ほど試合数も登録者数も少ないらしい、、、ま、わたしたちのスタンスにはちょうどよいか？ まずは女性３人、男性５人の登録。基本的に土・日の試合は無理なメンバーも多いので、団体戦はまだまだかな。