西穂高〜奥穂高縦走の旅
 ・2日目(奥穂高山頂〜)

  休憩もたっぷりとっていよいよ下山。ここは、わたしがきた西穂高岳と前穂高岳と涸沢岳の分岐点。もう、危険な道のりに山場は過ぎたし、明るいうちに山荘につけそうなので気分は軽い。でも相変わらず雨にはならないもののもやってる。





  最後に今日きた道をふりかえる。ほんとによくこんな道を無事にたどりついたものだ。よくみると中年の夫婦がうつっているのだけれど、この二人、この道のり同じようなペースで抜きつ抜かれつした関係で親近感がわいた。ふたりはゆっくり写真をとりながら進んでいたので最後はわたしたちが先にゴール。ふたりが無事たどり着いたの見送ってから出発した。




  山頂から奥穂高山荘への道のり。今までにくらべたら結構なだらか。団体さんは2,30人ぐらいのチームもある。









  気分軽やかに写真をとったりしながらゆっくり下山。






  下に見えるのが今日宿泊予定に奥穂高山荘。人気があり、増築を重ね山小屋にしてはびっくりするぐらい大きい。頂上から山小屋までは順調にいけば30分なんだけど、最後に鎖場やはしごがあってその部分が大渋滞。目の前なのになかなかたどりつけず、、、。







  ふ〜、長かった今日一日も終了。穂高岳山荘に到着。朝6時に出発して、到着は最後渋滞でもたついたので5時。結局11時間の行程でした。
  山荘ではなんと食事にコロッケと生野菜がでてびっくり。流通が発達してきたのね。なんと朝は生卵まででたのでした。
  その夜トイレの順番待ちで通りすがりの人に今日の行程をきかれ、「すごいわね。わたしも西〜奥穂はこわくてチャレンジしてないのよ。」と言われ、トイレ内の書き込みに「奥〜西穂へチャレンジしたけど、馬の背でギブアップ」とあった。ちょっとばかし優越感。




  今日の寝床。この山荘確かにでかい! でも客も半端じゃんく多い。なんと2人で1畳分のスペースと布団1組しか与えられず、しかも男女相部屋。場合によっては全く知らない人と布団1枚で寝るのです。わたしの部屋は20畳と宙2階部分が4畳、、、そのうち通路部分が3畳でなんと36人で寝るのです。はっきしいって修学旅行以上です、、。寝返りはまったくうてない。まっすぐ寝るのみ。あちこちでイビキ、歯ぎしり、、。超過酷なこの状況。でも疲れてるからそこそこに眠ったのでした。普通じゃ絶対眠れません!

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